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第0章 1画面で仕事が回る一日を見てみよう

朝、パソコンで1つの画面を開く。
今日やることが、もう並んでいる。

僕は毎朝、自分用のダッシュボードを開いて仕事を始めています。
名前は『クローバー』。この教材で、あなたのPCにこれを作ります。

タスクも。
予定も。
昨日拾った気になる記事も。

ぜんぶ、この1画面に集まってくる。

しかも裏では、AI社員たちが働いています。

散らばったメモをタスクに変える、秘書。
集めた情報を「明日やること」の提案に変える、司書。
メールを振り分けて、大事なものだけ目立たせてくれる、メール係。
そして、あなたの判断のクセを学んで、提案の当たりを良くしていく、差分学習担当。

僕はAIを活用して、年間960時間を節約してきました。
その中で一番効いたのが、じつはこの形です。

道具を増やすことじゃない。
入ってくるものの置き場を1つにして、あとの整理をAIに任せること。

想像してみてください。

明日の朝、あなたは1つの画面を開くだけ。

今日やることが、もう決まっている。
昨日「いいな」と思った記事が、「あなたの明日にこう効く」という提案に変わって届いている。
メールの山は、大事なものだけが目立つ形に片付いている。

探さない。
思い出さない。
段取りしない。

浮いた頭と時間を、ぜんぶ「前に進める」に使える。

逆に、いまの毎日に心当たりはありませんか。

タスクはメモアプリと手帳と頭の中に散らばっている。
「いいな」と思った記事は、ブックマークに眠ったまま。
AIは触っているけど、毎回ゼロから指示を書いている。

集めることには時間を使っているのに、行動は1ミリも変わっていない。

これ、昔の僕です。

白状すると、僕はタスク管理が続いた歴史がほぼありません。
手帳も、メモアプリも、Notionも。

自分でタスクを入れるのが、だんだん面倒になって、開かなくなって、終わる。
「もっと便利なアプリなら続くかも」と乗り換えても、あんまり変わらない。

長いこと、「僕が飽きっぽいせいだ」と思っていました。
でも、たぶん違います。

どれも、「自分から開きに行く道具」だったからです。

情報もタスクも、置き場が散らばっている限り、整理は永遠に自分の仕事のままです。
そして「整理しなきゃ」と思っている間にも、拾ったはずの学びは古くなっていきます。

この教材で渡すのは、それを終わらせる「完成品」です。

作り方の解説書ではありません。
僕が毎日実際に使っているAI社員4名と、ダッシュボード一式をまるっとお渡しします。

主な機能

  • ✅ ダッシュボード本体。タスクも情報もメールも、見る場所がここ1つになる
  • ✅ 調整済みAI社員4名。整理・要約・提案・学習を、最初から分担してくれる
  • ✅ 設置も接続も「貼るだけ」のプロンプト。手順を覚える必要が、そもそもない
  • ✅ Googleカレンダー・Gmail連携の仕組み(任意)。予定とメールまで同じ画面で完結
  • ✅ スマホ対応(任意)。外出先でも、スマホのホーム画面からそのまま開ける
  • ✅ Discord・LINE連携(任意)

やることは、
ZIPファイルをダウンロードして、プロンプトをAIにペタッと貼るだけ。

コードは1行も書きません。勉強する必要もありません。

このAIエージェント型 手帳アプリ「クローバー」は、
通常のClaude Codeのサブスク枠で動作します。

データはぜんぶ、自分の手元。
外部接続をする必要はありません。

改造もあなたの自由です。
むしろドンドンあなた好みにカスタマイズしていってください。

AI社員に丸投げできることを、3つだけ言います。

  • ✅ 散らばったメモとタスクの整理
  • ✅ 集めた記事を「明日やること」の提案に変える
  • ✅ メールの振り分け

あなたがやるのは「貼る」まで。
そこから先を、AI社員が引き受けます。

しかも、任せる相手は「新人」ではありません。

秘書のくおんちゃんには、実在するプロの秘書たちの実務ノウハウを調べ上げて、「やるべき定石」と「やってはいけないこと」を教え込んであります。

人との約束はタスクの都合で動かさない。頼まれていないものは勝手に消さない。

ベテラン秘書の当たり前が、最初から入っています。

貼るだけなら、続けられる。
貼ったあとが勝手に片付くなら、貼りたくなる。

使えば使うほど、あなた仕様に育っていきます。


この教材が向いている人&必要なもの

この教材は、Claude CodeというAIツールと組み合わせて使います。

  • ✅ Claude Codeを一度でも触ったことがある方なら、始められます
  • ✅ コードを書く場面は、最初から最後まで出てきません
  • ✅ Claudeの有料プラン(月3,000円ほど)だけ必要です

ダッシュボード自体はブラウザで動きますが、
AI社員はClaude Codeがあって初めて動きます。

動作を確かめてあるのは、
Claude Codeだけです(CodexやAntigravityなど、他のAIツールでの動作は対象外です)。
Mac, Windows ともに実機テストは完了済みです。

Claudeデスクトップアプリでは、必ずCodeタブでお使いください。
(もしくは拡張機能、ターミナルから使うCLIでも動きます)

Claude Codeはこれから、という方へ。

いまChatGPTなど別のAIを使っている方も、乗り換えの準備は10分で終わります。

  1. https://claude.ai を開いて、アカウントを作る(「Googleで続ける」が早いです)
  2. 画面左下の自分の名前 →「すべてのプランを表示」を押す
  3. 「年間」から「月間」に切り替えて、Proプランにアップグレードする
  4. Claudeのデスクトップアプリを入れて、「Code」タブを開けば準備完了です

外出先でも、使える(スマホ対応)

「PCの前にいる時だけ使えるんでしょ?」——いいえ、外出先もカバーしてあります。設定は任意で、プロンプトを貼るだけです。

スマホ対応は、Tailscale(テイルスケール)というアプリ(個人利用無料・2026年8月時点)で、あなたのPCとスマホだけの専用トンネルを作る方式です。
インターネットに公開する必要はありません。
スマホのホーム画面にアイコンを置けば、アプリのように1タップで、クローバーがそのまま開きます。
タスクの完了もメモも全部できます。

動くのはPCが起動している間です。PCを閉じている間に送った頼みごとは消えず、次にPCを起動した時にまとめて処理されます。


Q&A

データとセキュリティの話も先にしておきます。

先に、いちばん大事なことだけ。

コードは全部、あなたの手元に残ります。

Q1. データはどこに保存されるの?

ぜんぶ、あなたのPCの中です。
解凍したフォルダの data/ に、ふつうのファイルとして保存されます。
どこかのクラウドに預ける仕組みは、そもそもありません(Google連携を使う場合も、やり取りする相手はあなた自身のGoogleアカウントだけです)。

Q2. 自分のメモやメールが、AIの学習に使われない?

ダッシュボード自体は、外部のサーバーに何も送りません(Google連携をつないだ時だけ、あなた自身のGoogleアカウントとやり取りします)。
ただし、AI社員に読ませた分だけは、Claude Codeを通じてAnthropic(Claudeの提供元)へ送られます。
それを学習に使わせるかどうかは、Claudeアカウントのプライバシー設定で自分で選べます(2026年8月時点の公式ポリシー。
claude.ai の設定画面から、いつでも変更できます。
詳細は画面をご確認の上、お使いのAIにお聞きください)。

Q3. 会社の情報や顧客情報を入れていい?

読ませる範囲は、あなたが決められます。
AI社員に渡すファイルも、Google連携をつなぐかどうかも、ぜんぶ自分の選択です。
ただし、勤務先にAI利用のルールがある場合は、そちらが最優先です。

Q4. APIキー(外部サービスを使うための鍵)やパスワードを、どこかに書く場面はある?

基本の使い方(設置からGoogle連携まで)では、新しく取ってくるものはありません。
Googleのパスワードを入れるのは、Google公式のログイン画面だけです。
連携の設置であなた専用の連携窓口のURLを1回コピーして貼る場面はあります(これは宛先であって、鍵そのものではありません)。
また、アカウントの取り違えを防ぐため「普段どのメールアドレスでGoogleカレンダーを使っているか」をAIが1問だけ聞きます。
答えはファイルに保存されず、外部サービスへも送りません。

Q5. セキュリティは、どこまで対策してある?

土台は「あなたのPCの中だけで動く」作りです。

  • 受け付ける通信は、自分のPCの中からだけ。外のネットワークからは、そもそも見えません
  • スマホ対応を設定した場合も、あなたの端末だけの専用トンネルの中で完結します
  • 扱えるデータの種類も操作も許可制です。決めたリストにないものは、全部断る作りです
  • 追加でインストールする外部ライブラリはゼロ。部品経由で知らない誰かのコードが混ざる入り口がありません

対策の全リストは、同梱の「セキュリティ設計シート」(フォルダ直下の セキュリティ設計シート.md)に1枚でまとめてあります。
少し詳細に触れると、以下の説明があります。
受け口の制限・入力の検査・保存の安全・外部依存・AI実行レーン・Discordレーン・はじめまして整理の利用記録走査の7区分27項目、1項目ずつ「コードを数えて確かめた事実」か「そういう作りにしてある説明」かの区分つきです。
冒頭には「勝手に送らない・消さない・勝手に集めない」の3つの約束も明文化してあります。
クローバーは、あなたのPCの中だけで動く前提の道具なので、共有PCでの利用は想定していません。

Q6. 使い続けると、AIのトークン消費量は増えていく?どのプランが必要?

トークンはデータの量では膨らみにくい作りで、プランはClaudeのProプラン(3000円ほどのもの)以上が前提です。

AIへの指示文は、データが増えても長くなりません(メモ・知識・タスクを10倍にして測っても、1文字も増えませんでした)。AIが読む範囲にも「最大5件まで」のような上限を指示しています(上限は指示なので、実際の消費はあなた自身の使い方でも変わります)。

AIのトークン消費が自動で発生する設定は3種類あります。
・「朝の支度」(毎朝)と「週の締め」(1週間に1度)
・ニュースやメールを見回る「自動巡回」(朝1回と夜1回)

朝の支度と週の締めは画面の設定(⚙)で、自動巡回はくおんちゃんに「自動巡回を止めて」のひとことで、いつでもオフにできます。全部オフにすれば、AIはあなたがボタンを押した分しか動きません。

自動巡回が動いていると、新着メールを30分おきに見張る軽い「メール便」も一緒に動きます。判定待ちのメールがたまった時だけAIを呼ぶ省エネ設計で、走るのは1日6〜9回ほど・1回あたり数千トークンが目安です。

トークン節約を優先したい人は、設定画面の「AIのモデル」でお仕事レーンを軽いモデル(sonnetなど)へ変えられます。

Claudeの無料プランではClaude Codeが使えません(2026年8月時点の公式情報)。
クローバー自体は無料でお渡ししますが、Claudeの利用料は別途かかります(月額プランまたは従量課金。
金額はAnthropicの公式ページで確認できます)。
すでにClaude Codeを使っている方なら、追加の契約は要りません。

Q7. バックアップとPCの買い替えは、どうすればいい?

バックアップ用のボタンを用意しているので、ワンクリックで、ZIPファイルをまるごとコピーするだけです。Google連携の作り直しも要りません。

くわしい手順は、第8章「お引っ越しとバックアップ」にまとめてあります。

Q8. 初期設定で、私のClaude Codeの過去の会話記録を読むと聞いたけど、大丈夫?

はい。最初のセットアップが終わるまでの間、起動時にあなたのPCの中にあるClaude Codeの利用記録(過去14日分)をダッシュボードが読み取り専用で走査し、「既にあなたが取り掛かっている仕事」の候補を先に作ります。

走査と控えづくりはあなたのPCの中だけで行われ、記録の変更・移動はしません。

控えファイルは整理が終わると消えます(整理をしないまま30日を過ぎた場合も、次にサーバーを立ち上げた時に自動で消えます)。過去のAIとのやり取りの記録が無い場合は、インタビュー形式でセットアップが進みます。


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第1章 全体像をつかもう

クローバーの概要と、AI社員4名の顔ぶれ・頼み方が分かる章です。