第4章 毎日の基本を回そう——朝・夜・週
タスク管理のコツを1つだけ言うなら、これです。
置き場を増やさない。
メモアプリに3個。
手帳に2個。
頭の中に5個。
これが一番疲れます。
どこに何があるか思い出すだけで、体力を使うからです。
このダッシュボードのタスクタブは、置き場が1つです。見え方を、上の4つの切り替えで変えます。
- ✅ 今日(今日やる分だけ)
- ✅ 全タスク(未完了のタスクを期限ごとの棚に並べた全体)
- ✅ 完了(終わったもの)
- ✅ 提案(くおんからの「これも入れる?」)
左にはラベル(仕事のまとまり)が並び、押すとそのまとまりのタスクだけに絞り込めます(いちばん上の「すべて」で絞り込みを外します)(この章の「大きな仕事は、ラベルでまとめる」で説明します)。
朝と夜と、週の頭と、週の締め
朝の段取りは、基本は自動で届きます(はじめまして整理で答えた起きる時刻に合わせて走ります)。
夜の締めは、メモ・日記タブの日記面にある「今日を振り返る」から行います。
週の節目も自動で回ります(週の頭は今週の計画が朝の段取りに同梱されて届き、週末には週のふりかえりが届きます)。曜日と時刻の変え方は、この章の後半でまとめて説明します。
僕はこの「儀式」を毎日やっています。
週の頭には、「今週の計画」が自動で走ります。
くおんが、ラベル・締切・予定・先週の積み残しを見て、「今週やること」を最大7件まで、「全タスク」の「今週」の棚へ入れてくれます。
ポイントは、相談ではなく入れてしまうこと。
1件ずつ「なぜ今週か」の根拠が付いているので、違うと思ったら外すだけ。
行の「⋯」を押すと「今日のタスクへ移す」などがワンクリックで押せます。
あなたが空のタスク一覧とにらめっこする時間は、もうありません。
週の終わりには、「週のふりかえり」が自動で届きます。
今週終わったこと・今週の予定の実績・毎晩のひとことを、画面が勝手に箇条書きにまとめてくれます。
週次ふりかえりのいちばん重い作業——カレンダーを見返して転記するところ——を機械が肩代わりするので、あなたは問いに一言答えるだけ。1分で締まります。
さらに、週の締めのレポートには「くおんからの週次ギブ」という1節が付きます。
この1週間のあなたとAIのやり取りを、くおんが読み返して——
- ✅ 「こう頼むと一発で通る」という、指示のコツ
- ✅ 繰り返していた作業の、自動化の候補
- ✅ 毎回口頭で直していることの、ルール化
を、その週の実例つきで最大5件だけ提案してくれます。
材料が薄い週は、水増しせず「今週は提案なし」と言い切ります。
手帳が回るだけでなく、あなたのAIの使い方そのものが、週に1度うまくなっていく仕組みです。
一日の終わりに、日記が育つ
夜の締め(「今日を振り返る」)には、日記の置き場所がセットになっています。
締めの画面の「本日の振り返り」欄に今日あったことを1行でも書けば、それがそのままその日の日記として残ります(画像も貼れます)。
置き場所はメモ・日記タブの「日記」面。
日付順に並んで、その場で書き足せます。「今日の完了◯件」と、その日の振り返りレポートへのリンク付き。
大事な線引きがひとつ。
日記はあなたの原文だけが正本で、AIは一切書き込みません。AIが振り返りレポートを作る時も日記は読むだけ——万一の書き換えは機械のガードが必ず巻き戻します。
「日記は続かない」人ほど効きます。
締めのついでに1行書くだけでよく、あとの振り返りはくおんのレポートが引き受けるからです。
そして締めが終わった瞬間には、画面が夜色に暗転して、ゲームの討伐リザルト風の開封演出が始まります。
「本日達成!」の金帯。
終わらせた件数のカウントアップ。
タスクへ1件ずつ押される、「済」の朱スタンプ。
そして、今日の頑張りと積み上げに応じた「今日の称号」。
クリック(またはEsc)でいつでも飛ばせて、音は鳴りません。
完了後にもう一度「今日を振り返る」を押すと、「振り返りレポートを見る」への近道つきの完了カードが開きます。
夜の見返しは、ここから一直線です。
(日記を書き直したい夜は、カード下の「日記を書き直す」からやり直せます)
リストの並びにも、迷わない工夫が入っています。
まだのタスクが上・済んだタスクは✓のまま最下段へ。
「全タスク」は期限ごとの棚(見直し・期限切れ・今日・明日・今週・来週以降・いつか・完了)に分かれて並びます。棚分けは決まった規則だけで行うので、AIは呼ばず、使うたびのAI代もかかりません。
タスクを別の棚へドラッグすると、期日がその棚の日付に変わります(今週は週末・来週以降は翌週の同じ曜日・いつかは期日なし)。同じ棚の中なら並びだけが変わります。
期日のないタスクを7日ほど触らずにいると、いちばん上の「見直し」棚に最大3件まで浮かんできます。「明日」「今週末」「来月」「いつかのまま」のどれかを1回押せば片付きます。
「今日」の並びは、くおんの段取り順にしたくなったら「秘書の順に並べ替える」ボタンで、その場だけ整えられます(あなたの並びをAIが勝手に組み替えることはありません)。
AI秘書くおんに画面から呼びかける
画面の右下には、AI秘書のくおんがいつもいます。
押すと、まんなかに秘書へのチャット窓が開きます。どのタブを見ていても1クリックです。
「明日の準備で抜けてることある?」
「今週のタスク、多すぎない?」
こう書いて送ると、AIをつないでいれば、その場ですぐ返事が届きます。夜の見回りを待つ必要はありません。
送った依頼と返事のやり取りは窓口に残ります(画面を閉じても、リロードしても消えません)。
AIが別の仕事の最中に送っても、失敗にはなりません。「ご依頼を受け取ったのじゃ。終わりしだい順番に取りかかるぞ」と受理の返事が返り、手が空きしだい処理されます。
AIの画面を開きっぱなしにしなくていい。
思いついた時に画面へ置いておき、まとめて拾わせる。
この距離感が、続けるコツです。
カレンダーも同じです。
右下のくおんの窓口に「毎週火曜の10時に定例、来月末まで入れておいて」と書けば、予定はまとめて登録されます。
Google連携済みなら、Googleカレンダー側にも反映できます。
予定の変更や削除も、同じように頼めます。
ただし「8/8の歯医者、消しておいて」と頼んでも、くおんは勝手には消しません。
該当しそうな予定をチェックリストのカードで並べて、「本当に消してよいですか?」と聞いてきます。
あなたがチェックを入れた分だけが消えて、返事をしなかった分はそのまま残ります。
消す最後のひと押しは、いつでもあなたの側です(Google連携中は、消した予定がGoogleカレンダー側からも消えます)。
カレンダーは、祝日も通知もスマホ表示も
カレンダーには、手帳アプリとして当たり前の装備がひと通り入っています。
祝日は、月の画面に赤く名前つきで出ます(2026〜2028年分を同梱。Google連携中はGoogleの祝日カレンダーに自動で追随するので、年が変わっても心配いりません)。
予定の通知は、既定で開始10分前。
設定画面で「何分前」を変えられて、予定ごとに「なし・定刻・5分前・10分前・30分前・1時間前・前日夜」の上書きもできます。
届き先は、パソコンの通知に加えて、LINE・Discordを設定していればそちらにも。
ひとつだけ先に: 通知を送るのはあなたのPCの中のサーバーなので、PCが眠っている間は鳴りません。留守番電話と同じで、起きている間だけ働きます。
スマホで開いた時は、画面上部に「月|週|日」の切り替えが出ます。
日ビューは縦の時間軸に予定が並び、週ビューは7日分のリスト。左右スワイプで前後に移動できます(PCでは今までどおりの月表示のままです)。
そして、「今日」に入れたタスクは、自動でGoogleタスクにも写ります(Google連携中のみ)。
手帳で完了にすれば、Google側も完了に。
スマホのGoogleタスクアプリがそのまま、外出先の「今日のリスト」になります。
逆方向もつながっています。
Googleタスク側に入っているタスクのうち、期限が今日のもの(と期限切れのもの)は、手帳の「今日のタスク」にも並びます。
手帳でチェックすればGoogle側も完了になり、実績として履歴にも残ります。
タスクに先の日付をつけておくと、その日になると自動で「今日」へ上がります。
手で移し直す作業は、もうありません。
(この節のGoogle連携は、2-1で済ませたもののことです。まだの方は、カレンダータブの「Googleと連携」ボタンからいつでも始められます)
iPhone・Androidの標準カレンダーと繋ぎたい人へ。
繋げます。専用アプリも、クローバー側の操作も要りません。
iPhoneなら「設定 → カレンダー → アカウント追加 → Google」でログインするだけ。
Androidは、同じGoogleアカウントでGoogleカレンダーアプリを開くだけです。
反映は双方向で、周期は自動同期の間隔(既定10分)。少し待ってから確認してください。
思いつきは、メモタブへ
タスクにするほどでもない思いつきは、メモです。
メモタブの「+」を押して、書いたら、そのまま閉じる。
それだけです。
保存先は選びません。
全部「未整理」としてメモに入ります。
分類を考えるのは、あなたの仕事ではないからです。
メモは開いたら、そのまま書けます。
「編集」や「保存」のボタンはありません。紙の手帳と同じで、開いたページにそのまま書き足すだけ。書いた先から自動保存されて、URLは本文の下にクリックできるボタンで並びます。
画像も貼れます。
スクショをペーストするか、画像ファイルをドラッグするだけ。
貼った画像は記号や文字列ではなく、その場所に実物が表示されます。
レシート・ホワイトボード・チラシ——「あとで見るかも」を全部メモに入れられます(画像の実体はPCの中の data/attachments/ に残ります。**
使っている画像は消えません**。
本文から消した画像だけ、アプリ内のゴミ箱へ移って7日後に自動で片付きます——書き戻せば7日以内なら画像も自動で戻ります)。
メモが増えてきたら、上の検索窓へ。タイトル・本文を横断して、その場で絞り込みます。
メモは、あなた専用の自由帳
メモはあなた専用の自由帳です。
AIが勝手に書き換えたり片付けたりすることはありません。
書きかけのまま置いておいて大丈夫です。整理の順番も、残すか消すかも、あなたが決めます。
メモからタスクを拾ってほしい時は、右下のくおんに話しかけて頼めます(例:「メモの『引っ越し』からタスクを拾って」)。
大きな仕事は、ラベルでまとめる
今週を越えるサイズの仕事は、タスクに「ラベル」を付けてまとめます。
ラベルは「教材を出す」「引っ越し」のような仕事のまとまりの名前です。タスクタブでラベルを選ぶと、その仕事のタスクだけに絞り込んで見られます。
はじめまして整理で答えた「今月やり切りたいこと」は、もうラベル付きのタスクとして「今日」の段に入っています。
新しい仕事を始める時は、くおんに「この企画、ラベルを作ってタスクに整理して」と頼んでください(ラベルを新しく作る・タスクに付ける・終わったら畳むのは、くおんの仕事です)。
自分で付け替えたい時は、タスクの「⋯」→「ラベルを変更」から。あなたが付けたラベルは、AIが勝手に触りません。
置き場は増やさない。でも、置き場の「種類」は分ける。
タスク・メモ・ラベルの3つがあれば、頭の中を空にできます。
巡回を待たなくても、その場で反映されます
以前のクローバーには、決めた時刻にAIが見回る「自動巡回」がありましたが、いまは廃止しました。
待たなくても、あなたが操作したその場で反映されるからです。
- ✅ 決裁で「承認」を押した変更は、押した瞬間に実行されます
- ✅ タスクを足すと、題名に合うラベルがその場で付きます
- ✅ メールの振り分けを直すと、その直し方がすぐ次の振り分けに活きます
- ✅ 期限切れの知らせや前日の通知は、アプリが裏で静かに用意します(報告やカードを増やしません)
そのうえで、「今日やるべきなのに今日の段に無いもの」も先回りして提案します。
予定(支払い・手続き・準備が要る予定)や誕生日、返事が要るメールを材料に、1日8件まで「今日へ入れる?」と聞きにきます。
予定と誕生日からの提案は、アプリが決まった文で作るので0トークンです(AIを呼ぶのは、返事が要るメールがある朝に1回だけ)。
安心のための線引きはひとつ: AIは足すだけ。消すのは、いつでも人だけです。
AIのトークンが自動で使われるのは、朝の段取り(選んだ曜日は今週の計画も同梱)と週のふりかえりだけです(※夕方の「今日を振り返る」はボタンを押した時だけ動きます)。
どちらも設定画面の「⚙ 設定」→「AIの働き方」の「くおんの定例しごと」で、時刻・曜日の変更もオフもいつでも1手でできます。
(第2章の「はじめまして整理」で起きる時刻を確かめた人は、朝の段取りがもう設定済みです)
朝の段取りの時刻を決めておくと(例: 7:00)、起きる前にくおんが走らせてくれます。
あなたが画面を開いた時には、もう今日の段取りが届いています。
PCが眠っていた朝も大丈夫。
目覚めたあと、自動で追いかけて走ります。
(設定時刻から6時間の窓を過ぎた日は走りません。夜にPCを点けた日へ「朝の準備」が走ることもありません)
(最初からオン・毎朝3:30。「はじめまして整理」を済ませると、あなたの起きる時刻に合わせて変わります)
この章の型を、一日に並べると
第1章で見てもらった「1画面で仕事が回る一日」。
その中身を、覚える操作として1日に並べておきます。
朝、ダッシュボードを開く。今日の段取りはもう届いている。
「今日」の段と、くおんからの連絡を見る。それで始業です。
日中、頼みごとを思いついたら、くおんの窓口に書き置く。
思いつきはメモタブへ。外出先ならスマホから同じことができます。
夜、メモ・日記タブの「今日を振り返る」を押して、店じまい。
振り返りの欄には、その日ここまでに書いた日記が最初から入っています。直すのも、そのまま確定するのも、1行書き足すのも自由です。
翌朝、今日の段取りが届いています。
AIからのお願いに決裁で答えたら、今日やることが決まっている。
週の頭と週末は、今週の計画と週のふりかえりが自動で回ります。
段取りも振り返りの転記も、くおんが肩代わりします。
覚える操作は、実質これだけです。
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ニュースが届く→くおんに渡す→タスクに変わる。そして、あなたの判断からAIが学んでいく章です。